母親が叱ってばかりなのが心配です。注意しても、治まりません(P142)

デール・カーネギー

アメリカ合衆国ミズーリ州生まれ。大学を卒業後、様々な職業を経験し、ニューヨークに出てトラックのセールスを始めたが、自分の適職は大学時代に研究した弁論術だと気づき、YMCAの弁論術講座を担当するようになった。そして成人教育に自己の適性を見いだしたのである。

著書には、『人を動かす』『道は開ける』『カーネギー名言集』『カーネギー人生論』『カーネギー話し方入門』『リーダーになるために』など多数。カーネギーは、人を動かす3原則を「盗っ人にも五分の理を認める」「重要感をもたせる得」「人の立場に身をおく」と述べ、また、人に好かれる6原則として「誠実な関心を寄せる」「笑顔を忘れない」「名前を覚える」「聞き手に回る」「関心のありかを見抜く」「心からほめる」と述べている。

さらに、人を説得する原則として12の法則をあげている。「議論をさける」「誤りを指摘しない」「誤りを認める」「おだやかに話す」「イエスと答えられる問題を選ぶ」「しゃべらせる」「思いつかせる」「人の身になる」同情をもつ」「美しい心情に呼びかける」「演出を考える」「対抗意識を刺激する」。

また、人を変えるためには「まずほめる」「遠回しに注意を与える」「自分のあやまちを話す」「顔をつぶさない」「命令しない」「わずかなことでもほめる」「期待をかける」「激励する」「喜んで協力する」のが原則だとしている。

さらに、彼は幸福な家庭をつくるには次の7原則が必要だと説く。それは、「口やかましく言わない」「長所を認める」「あら探しをしない」「ほめる」「ささやかな心づくしを怠らない」「礼儀を守る」「正しい性の知識をもつ」。いずれも当たり前すぎる原則だが、これをすべて実行するのはかなり難しい。


表題から、デール・カーネギーを思い出したので下のサイトから転記しました。イラストと文面は関係ありません。
自己啓発王~ビジネスマンのための能力開発~

この初孫日記が最後まで行ったら、「人間関係の神様」といわれる カーネギーの『人を動かす』のCD、聞き直しても良いですね。