母子の命を守る帝王切開、母親を責めないで(P120)

「帝王切開で出産したら、一人前の母親になれない」(P120L10~11)

様々な考え方の人がいるのは分かるが、「帝王切開で出産したら、一人前の母親になれない」と考える人がいるなら理解に苦しむところである。何だろう。陣痛、出産の苦しみが無く子どもができると、愛情深い母親になれないと思っているのだろう。話は違うが、男の世界でも「俺の酒が飲めないのか。酒が飲めない者は信用できん。訓練したら誰でも飲めるようになる」と云ったところだろうか。

母子の健康を第一に考え産科の医者は、一番最善の方法をとているのだから、何も迷うことはないだろう。生命の誕生とお酒の事を同じように考えるのは不謹慎と思うが、日本人(蒙古系人種)は絶対に飲めない人が数パーセントいると云うことである。ただ、偏った見方をして人の人格をゆがめ見るのは、間違いであることを理解して欲しい。

 

妊娠中は、家でおとなしくさせたほうがいい?(P119)

妊娠初期は胎児(胎芽)が不安定なもので、4ヶ月頃から落ち着き通常の行動ができると思っていた。息子の嫁の場合、『そろそろ安定してきたかな』と思ったころ、医者から「安静にするように」と指示された。勿論、診断書を出して職場は休職である。大変心配した。

息子の嫁がお世話になった産婦人科は、母親教室からエアロビクス等の教室がある。胎児も安定してきたところ、エアロビクス等の運動系に参加していた。安心した。

妊婦の皆さん、問題がなければ普通の行動をすること。でも、長時間立っていること、重い荷物を持つこと等は避けること。

要介護の危機、運動を(2012/09/28神戸新聞くらし)

片足で立って靴下がはけない、家の中でつまずく、階段を上がるとき手すりに頼るー。「思い当たれば運動器症候群(ロコモティブシンドローム)です。近い将来、寝たきりになる危険性が高い」と、兵庫県立柏原詞院(丹波市)の足立健郎院長(外科)は警鐘を鴫らす。

ロコモティブシンドローム:骨や筋肉、関節が衰える

七つのチェック  体の動きに関わる骨や関節、筋肉、神経などを総称して運動器と呼ぶ。ロコモティブシンドロームはこの運動器の働きが衰え、立つ、歩くなどの動作が困難になり、要介護や寝たきりになること、またはその危険性が商い状態をいう。

同シンドロームかどうかを調べる方法が「七つのロコチェック」
①片足立ちで靴下がはけない
②家の中でつまずく、滑る
③階段を上がるのに手すりが必要
④横断歩道を青信号で渡り切れない
⑤15分くらい続けて歩けない
⑥2Kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難
⑦掃除機の使用など、やや重い家事が困難

「一つでも当てはまれぱ、ロコモーショントレーニング(口コトレ)を始めてください」と足立院長。

開眼片足立ち

同シンドロームの原因は主に加齢による筋力の低下にあるので、ロコトレでは筋力トレーニングを行う。「開眼片足立ち」は床に足が着かない程度に片足を上げ、左右1分間ずつを上目3回行う。「スクワット」は肩幅程度に足を開き、そのまま椅子に腰掛けるようにゆっくりと尻を下ろす。膝は爪先より前に出ないようにし90度より深く曲げない。深呼吸をするペースで5、6回繰り返す。スクワットができない人は、椅子に腰掛けた姿勢で机に両手を付き尻を浮かす動作でもよい。いずれも、バランスを崩して転ばないように注意する。足腰の弱い人は、机に手を付いて行うなど無理はしない。開眼片足立ちで15秒もたずに体がぐらつくようなら、要介護になる時期は近いと足立院長。

「筋肉は60歳から急に減ります。筋肉が減ると骨や関節に負担がかかり、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などを起こしやすい。今は痛みや病気がなくても、ロコトレで将来に備えることが大切です」とアドバイスしている。(2012/09/28神戸新聞くらし)


「七つのロコチェック」で該当することがあったら・・・大変気になる項目ばかりです。60歳になって、加齢による筋肉の衰えは仕方ないもの。しかし、その前に少しでも今の筋力を維持しましょう。一般的に云われていることですが、自分にあった調子で30分以上歩くことですね。

つわりは気合いで乗り切れるものではありません(P118)

家内の場合、梅田に映画を観に行った時だ。家内は映画を観ながらポテトチップをボリボリ食べていた。ちょっと気分が悪くなったので廊下に出た。様子を見に行ったが、大丈夫とのこと。私は、つわりの始まりとは気が付かず、てっきりポテトチップの食べ過ぎと思い、シネラマの大画面で “ベンハー” を最後まで観ていた。今でも、その時のことを云われる。デリカシーのない私、反省しています。

◆読み聞かせが育む想像力(P113L1)

徒歩15分以内に、スクールバス数台を持つ、大きな幼稚園が二つある。よく、その一つの幼稚園の前を通る。初めは園児の迎えだと思ったが、その様子はなく数名の若いお母さんが、子どもの様子を携帯電話(写真・動画?)に収めている。何となく気持ちは分かるが、子どもと離れると母親はそうなるのかな?徒歩3分の小学校は、親御さんが校庭の中に入って、子どもを見守っていた。さすがに校庭では携帯電話等で撮影はしていない。私の部屋からは、その小学校の校庭はよく見える。

ヘリコプター・ペアレンツ・・・この親御さんは本当に困る。何かあると数分で学校に来る。私?・・・になりそう。ダメである。孫の基本的教育は両親にある。

大人が幼かったころの体験談は、子どもをわくわくさせる(P112L1)

私が子どものころ(昭和30年代)は、何でも大きく見えた。空き家があった。近所の子どもが集まり、探検です。大きな屋敷に入ったみたいで楽しかった。部屋の押し入れの2段目にゴザが敷いてあった。段からゴザの縁がはみ出ているのを知らず、私はゴザの縁に手を置いた。もちろん、そのまま転落です。大泣きをした。蜘蛛の子を散らすように皆いなくなった。

(昭和30年代)古釘を集めて、金属を回収しているところに持って行く。お小遣いになった。町で電気工事をしている人に余った銅線を、丸いアンテナのように綺麗に細工したものをもらったことがあった。家に持って帰ったら、『どこから取ってきたのか』と泥棒扱いされた。その時代の銅は大変貴重品だった。

大学時代(昭和50年)に店内改装のアルバイトで、解体して出た金属を “アカ(銅)、キ(真鍮)、クズ(鉄)” に分けて金属回収業者に持って行ったことがあった。クズ(鉄)の値段だけ覚えている。1Kg=10円でした。この時も良い小遣いになった。

生き生きとした姿は、そのまま人生の豊かさを伝える(P111L1)

昭和30年代のかまぼこ兵舎が残る時代であった。山に入って基地作り。空き地での戦争ごっこ。国鉄の資材置き場で枕木を使って隠れ家作り。靴会社が多かった我が町、型抜きで残ったゴムを空き地に山積み。そこには結構隙間があり探検できる。息子の時(昭和50年代)はまだ空き地はあったみたいだ。握り拳ぐらいの石を爆弾と称して投げ合ってみたい。それが息子の頭に当たった。医者に行ったら先生は、まだそんな遊びがあるんだと変に感心していた。

昨日、息子から写メが送られてきた。孫が寝返りをした。

 

と思ったが、今日の朝、息子が来たので聞くと、寝返りの練習だった。

◆遊びは、子どもに大きな好奇心と夢を与えます(P109L1)

最近の車を見ると、ほとんどナビが付いてある。とても便利な装置である。昔はナビが無くても、よく運転したものだ。知らないところに行くには、予め地図をしっかり見て、ある程度頭に入れておく。そして太陽が出ていれば、大きく道を間違うことはなかった。アメリカでドライブの旅をしても同じであった。ロスに住む人でも、ダウンタウンを抜けるのは大変だそうだ。日程に余裕がなかったので、自分が運転する車で、午前中にナッツベリーファーム、午後はユニバーサルスタジオに行ったこともあった。今はナビがなかったら、たちまち困ってしまう。

子どもの遊びは、今も昔も変わらないはず。しかし、我々大人が色んな電子機器のおもちゃを与えてしまう。温故知新、簡単な竹細工で竹とんぼがある。竹とナイフがあれば直ぐに作れます。ナイフの取り扱いに注意して、作ってみませんか。いや、折り紙も良いね。

孫と遊ぼう! ~遊びや昔話は、人生の豊かさを伝えるチャンス(P108)

孫の世代の育児を楽しみ、地域にも貢献するこうしたおじいちゃんを、NPO法人「ファザーリングジャパン」(東京都文京区)は「イクジイ」と定義。これまで育児に積極的に参加する男性「イクメン」を応援してきたが、今春、孫育て講座やジジ料理講座を開く「イクジイプロジェクト」を立ち上げた。 (ホームページ:おうまのおやこ通信Vol.205から転記)

いやいや、あるものですね。どんな活動をしているのか気になるのでリンクする。

イクジイプロジェクト 笑ってるおじいちゃんが社会を救う

http://www.fathering.jp/ikujii/

◆「あまりにもいい子」「やりたい放題の子」それぞれの接し方(P106)

「食べるときは、ひじをつかないほうが、かっこいいよ」「靴を脱いだら、そろえておくと気持ちがいいね」(P107L4~6)

マンションに変わってから8年目である。昨年は輪番で廻ってくるマンション理事会の理事をした。しかし、そんなにマンションの方とコミュニケーションが取れたとは思わない。それよりか、昨年の理事の方とマンション内で会うと、今まで以上に笑顔であいさつする方と、理事の時とは打って変わってはっきりとあいさつされない方に二分してしまった。何だろう?

以前住んでいた地域に戻ると、近所の方とちょっとした世間話になる。でも、今年は孫ができ、同じ階のお母さんと少し話しするようになった。「大きくなられましたね」「私の孫は、まだ3ヶ月です」等々・・・と簡単な言葉を交わすだけであるが、嬉しいものである。