2015USAドライブ旅行(ガンショップ)

前回、5月8日に『今月中旬に、静かな自然の中で、自分を見つめ直す旅に出る計画をしている。心に感じるものがあれば、そこからでも投稿しようと思っている』と投稿した。それから旅行の内容を詰めていった。もちろんノンビリと過ごしたいために良い場所があれば、そこで『自分の人生について考えよう』と現地8泊で2日間は予定無しの日を入れていた。無理なく予定を立てたつもりだが、結局は予定通りに観光できなかったところをその2日間に当ててしまった。

IMG_8785そして、最後の日にガンショップ巡りをした。数多くアメリカ旅行しているが、拳銃がこんなに身近に感じたのは初めてだ。こんな小さな落ち着いた町にガンショップが4店もあった。

結局、いつものパターンで時間が経っていった。

天使が飛べるのは、気をラクにもっているからだ。(P.232)

大げさすぎる健康法で健康を保とうとするのは、実にやっかいな病気である。-ラ・ロシュフーコー『箴言と考察』(P.232)

<232頁に書かれてることをそのまま転記する>——————————
「先生、夜、まったく眠れないんです」と訴える患者さんがしばしばあるが、人間はまったく眠らないで生きていかれる仕組みになっていない、眠れないにではなく、眠りに入りにくいだけである。あるいは夜は眠れないかもしれないが、昼間ウトウトしたりして、どこかで帳尻を合わせている者だ。
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103902睡眠時間についてはかなりの個人差があるが、一般的に平均8時間であって、スポーツ選手は平均9時間といわれる。一元的にその長さだけで判断するのでは無く、“質”が大切になってくるのであるが、一つの目安としてとらえてもらいたい。我々の体内時計は25時間で一日といわれ、地球の自転24時間に合わせるには、ほどよい疲れ(軽い運動)が必要である。そのリズムを大切にすることである。そして、昼間の活動が問題なくできれば、自分の睡眠時間はそれでよし。少し“眠い”と思えば15分ほど居眠りすればよい。

 

 

しかし、下の「生活時間調査」から睡眠時間が年々短くなっている結果が出ている。最近2010年の結果を載せる。

NHKの世論調査「生活時間調査」の日本人の生活時間2010 ~減少を続ける睡眠時間、増える男性の家事~より 表13 睡眠時間から抜粋

<平日>2010年
国民全体:7:14
男子
10代:7:36
40代:6:43
60代:7:26
70以上:8:07
女子
10代:7:38
40代:6:28
60代:7:09
70以上:7:46
職業別
有職者:6:55
主婦:7:08
無職:8:06
学生:7:40
以上である。

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IMG_64802012年6月に初孫が誕生し、育つ過程を見守りながら息子の嫁との会話に、我が子を育てた時代の育て方と現在の育て方にかなりのギャップがあることがわかった。その時に新聞広告欄で「ようこそ初孫の巻(1万年堂出版)」を目にした。早速購入して一通り読み終えた。そして、読み直しながら、その時に子育てについて、感じたこと記そうと思い、同年8月に始めたブログである。一時、私の心の整理がつかず中断はしたが何とか復活でき、再度読み終えることができた。

次に目についたのが『いい言葉は、いい人生をつくる』(成美文庫)著者:斎藤茂太氏である。今度は、その目次に書かれている言葉を表題とし、その表題から感じるままに備忘録として記してきた。本日がその最後の目次である。そして、暫く投稿を不定期とする。

今月中旬に、静かな自然の中で、自分を見つめ直す旅に出る計画をしている。心に感じるものがあれば、そこからでも投稿しようと思っている。

ここまで読んで戴いている方に感謝する『ありがとう』。

ストレスをなくすには、リラックスを増やすことだ。(P.229)

ほどよい怠けは、生活に風味を添える。-梶井基次郎『犬を売る露天』(P.229)

DSC_0749gg予定の無い日はやっぱり時間の無駄が多い。何も考えずにテレビなどを見て時間を浪費してしまう。若い時は、本当に何もない日は、それだけで楽しいものだった。還暦を過ぎ、人生の折り返し点をとっくに過ぎた者にとっては、時間を浪費したことにストレスを感じてしまう。

<ストレス反応>(出典:ウィキペディア)
ストレス反応とはホメオスタシス(恒常性)によって一定に保たれている生体の諸バランスが崩れた状態(ストレス状態)から回復する際に生じる反応をいう。ストレスには生体的に有益である快ストレスと不利益である不快ストレスの2種類がある。これらのストレスが適度な量だけ存在しなければ本来的に有する適応性が失われてしまうために適切なストレスが必要である。しかし過剰なストレスによってバランスが失われてしまう場合があるため、様々なストレス反応が生じる。しかしストレスがある一定の限界を超えてしまうと、そのせいで身体や心に摩耗が生じる。

体に悪い事を人生から差し引くより、体にいいことを人生にプラスしよう。(P.226)

食べて飲んで楽しく過ごすのだ。明日のダイエットにそなえて。-アメリカの作家 ノーラ・ゼラバック(P.226)

16300032今日、明日ともに予定は無い。ゴールデンウィーク最後の日と翌日だ。何もない日がうれしい。が、何も無いと何も頭に浮かばない。

写真はアメリカのレイクパウエルです。

小さな手間を省かないことが、大きないらいらを防ぐコツ。(P.220)

習慣は変えようとしなければ、すぐに悪臭となる。-初代カンタベリー大司教 聖アウグスティヌス(P.220)

GUM02_CL03006その日のことは、その日に済ます。『明日、時間があるから今日は早く帰ろう』とよく先延ばしにしてしまうことがあった。そうすると必ず、翌日は思ってもみなかった仕事が入ってくる。

仕事が多いと、自分の力量に応じ一週間の予定を立て計画的やる事。仕事をもらったら締切日を聞け。『そんなに急がないから、いつでもいいですよ』と言われたら、自分で締切日をつくれ。その2日前に仕上げる事。なぜか、締切日に持って行くと『仕事が遅い』と評価される。

相手をほめると自分も元気になる。ほめる習慣はプラス発想の習慣なんだ。(P.216)

長い間、一緒に暮らして、その間に芽生える感情こそが「愛」。-詩人 谷川俊太郎(P.216)

GUM05_CL02090教師生活の初めからほとんどが『怒ってなんぼ!けなしてなんぼ!』『男は男らしく!』だった。

今になるととても恥ずかしい。

反省しても、やり直すことはできない。

でも、いい加減にやっていたわけではない。

その時は力一杯生徒たちと向き合っていた。

「ありがとう」を多く言うと、ストレスが少なくなる。(P.210)

やさしい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする。-マザー・テレサ。(P.210)

IMG_6928新約聖書マタイによる福音書7章12節(こんなところで聖書が出てくるとは思わなかったが、ふと思い出した)
『だから人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい』
我が息子たち(中3、高2)を連れて男だけのアメリカ西海岸の旅へ出た。私は返却するレンタカーにガソリンを入れに行って、ホテルには息子たちだけだった。どうもその時に部屋で、お土産に買ったローラーブレードを試し履きをしていたようだった。私が部屋に戻るやいなや、下の階の年配と思われる女性から電話があった。『あなたの部屋がとてもうるさいです。静かにしてください』と優しくいわれた。私は『どうもすみません』の一言をいうと、『私の言うことを聞いてもらって、ありがとう』と返事がきた。こちらが迷惑かけていたので、怒鳴られて当然と思っていたが、アメリカは違った。アメリカは移民の国でいろんな人がいるので、下手に注意をしようものなら、命に関わることが想像できるが、それはさておき、私の気持ちとしては、『いい方でよかった』と、とても気持ちがよかった。何かあったときはこの経験を胸に置き、人に注意するときは優しくいって、その後、『ありがとう』忘れないように言おうと思った。

欲望に、適齢期はない。(P.204)

老齢は山登りに似ている。登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる。(P.204)

GUM01_CL07010『若い!』ってとても良いことだ!何も考えずに、ひたすら前に走るだけ。12時間勤務が普通だった。一晩寝たら疲れはとれていた。20代に麻雀がとても流行っていた。このゴールデンウィーク頃から仕事で土日が休みがなく。ウィークデーは日々麻雀に明け暮れていた。花金と呼ばれていた金曜日は、土曜日が休みなら一晩中麻雀を楽しんで朝帰りだった。30代で大分体力が無くなった。その分、夏休みに朝1時間ほどのランニングを続けると体力がついてくる。そうすると9月から授業が楽になる。40代後半、楽しみだった夏休みに朝のランニングをしても体力がつかない。そして47か48の頃、それなりのポジションで仕事をするようになり、1年、2年と仕事をこなして行くと、いろんなことが見えてきた。ちょっと仕事に自信を持ち始めた。この頃から夏休みだけの朝のランニングは、疲れを残すだけで体力が戻らない。こういうものは日々継続が大切であることを実感した。そして朝の通勤で、〇〇北口から職場まで毎朝歩くようにした。楽しかった。雨の日も歩いた。50代半ばに入ってから、自分の定年後の生活のことを考えるようになり、守りの姿勢になってしまた。55歳の時に妻が、56歳で私が大病を患い、完全に守りの姿勢になってしまい、妻との生活を優先し58歳で退職した。定年最後まで職務を全うできなかったが、まったく悔いは残っていない。その時に取った行動はベストであると確信している。