欲望に、適齢期はない。(P.204)

老齢は山登りに似ている。登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる。(P.204)

GUM01_CL07010『若い!』ってとても良いことだ!何も考えずに、ひたすら前に走るだけ。12時間勤務が普通だった。一晩寝たら疲れはとれていた。20代に麻雀がとても流行っていた。このゴールデンウィーク頃から仕事で土日が休みがなく。ウィークデーは日々麻雀に明け暮れていた。花金と呼ばれていた金曜日は、土曜日が休みなら一晩中麻雀を楽しんで朝帰りだった。30代で大分体力が無くなった。その分、夏休みに朝1時間ほどのランニングを続けると体力がついてくる。そうすると9月から授業が楽になる。40代後半、楽しみだった夏休みに朝のランニングをしても体力がつかない。そして47か48の頃、それなりのポジションで仕事をするようになり、1年、2年と仕事をこなして行くと、いろんなことが見えてきた。ちょっと仕事に自信を持ち始めた。この頃から夏休みだけの朝のランニングは、疲れを残すだけで体力が戻らない。こういうものは日々継続が大切であることを実感した。そして朝の通勤で、〇〇北口から職場まで毎朝歩くようにした。楽しかった。雨の日も歩いた。50代半ばに入ってから、自分の定年後の生活のことを考えるようになり、守りの姿勢になってしまた。55歳の時に妻が、56歳で私が大病を患い、完全に守りの姿勢になってしまい、妻との生活を優先し58歳で退職した。定年最後まで職務を全うできなかったが、まったく悔いは残っていない。その時に取った行動はベストであると確信している。