これから暫く表題は、斎藤茂太氏『いい言葉は、いい人生をつくる』(成美堂出版)より引用する。
何か骨組みがないとなかなか書き出せないものである。最近、目に留まった本だ。
人間であるが故に言葉はとても大切なものである。それなりに還暦を迎え年金生活に入った。ある日、役所に行ったとき、(多分私より5~6歳上)『60歳になっても、未だ未だ働かないかんな!』と言われ、『そうですね』と返事した。また違う日に10歳ほど年下の者と話をした。『私は今は年金生活で、特に仕事はしていません』と言ったら、『それはそれで頑張ってきた人生じゃないですか。それで今があるのですから、それで良いのではないですか』と言われた。思うに、前者の仕事ぶり(その時の一環境だけを見てだが)を見ると『えっ!お宅ら、マジでしかり仕事やってるんですか?机の子守してるだけやん!』と思った。後者は『やっぱり自信を持ってやってる者は違うな』と思った。
実際、仕事をしている方が何かと楽だと思う。何もなしで、目標を持たずただ過ごして行くのは辛い者だと感じる。
この書物のはじめに「『これまでの人生を振り返って、どういう感想をお持ちですか?』と訪ねられたら、私は躊躇なく、『実に楽しい一生でしたよ』と答えるだろう」と記されていた。そんな言葉が気持ちよく言える様に生きて行きたい。
また、このブログを初めから見直し、今はどう思っているのかコメントする。