◆子どもの「生きる力」を育むのは、安心感(P81L5)

「10歳まではしっかり甘えさせる。そうしたら、子どもは心の安定した、良い子に育つ」(P82L6)

長男が小学校低学年の頃、こんな事があった。 子どもは自転車に乗って、私たち夫婦は次男を連れて歩いて須磨海岸まで移動中だった。長男の乗った自転車が、歩道に止めてあった単車のウインカーにぶつかり、見事にウインカーは壊れた。困った私は、単車がおかれた近くの喫茶店に入り、単車の持ち主を捜した。喫茶店にはいなかった。メモ用紙と筆記具を借り、こちらの連絡場所を記し、その単車に置いてきた。その日に連絡があり、後日、阪急芦屋川で会うことになった。その人は『そのまま行ってしまったら、分からないことなのに奇特な方ですね』と言われた。その修理代金は子どもとで折半です。折半でも子どもの小遣いからしたら、大きな金額です。一月分の小遣いがなくなったので、大泣きしていた。

◆親から離れられない子が増えている(P79L6)

自分のことを思い出す。幼稚園児のとき、バスケット(園児の手提げ鞄)が壊れ、新しいのが買えずに駄々をこねて、幼稚園に行かなかったことを覚えている。小学校に行ったとき(入学式?)母親と別れたら、非常に不安になり泣きじゃくったのも覚えている。

子どもは親に依存する。やがて、反抗期がきて、子どもは自立してゆく。親として一番辛いときである。特に一般に云われる “第二反抗期(心身 共に大人へ近づく過渡期)” は関われば関わる程、離れてゆく。親も正念場である。迷うことなく、子どもを『しっかり見守る』と云うことを忘れず、毅然と接することだ。時間は掛かるが、自分の気持ちを信じることだ。

◆「甘えさせる」は、大いにやっていいのです(P72L1)

子どもの情緒的な要求にはしっかりこたえて、その代わり物質的な要求はきちんと制限してゆく・・・(P73L9~10)

「甘えさせる」「甘やかす」そんなに真剣に考えたことはない。ただ、息子が生まれて暫くして、家内の父親は色んな物を買って与えていた。家内は自分の父親に注意していたことを覚えている。その時の父親の気持ちは、今になってよく分かる。

「甘えさせる」と「甘やかす」は違います(P68)

◆「甘え」は、子どもからの大事なメッセージ(P69L1)

先日、書いた息子(次男)の行動ですが、私たち夫婦も驚きであった。なぜその様な行動をとったのか・・・。思うに、どんなに小さなことでも、子どもと約束したことは守ってあげること。「後で買ってあげるね」と言ったら、時期を見て必ず買ってあげること。ついつい、先を急ぐために、その場しのぎで声を掛けてしまう。これを繰り返すと、子どもはしっかりと覚えていますので、『この場を逃すと絶対に買ってもらえない』と思い駄々をこねる。

NK細胞の活性が重要(2012/9/6神戸新聞企画特集)

<順天堂大医学部教授 奥村 康氏に聞く>
・・・略・・・

「NK活性に影響を及ぼすのは、一つは加齢。60歳ぐらいでどんどん下がっていく」 活性は日内変動しており、昼間高く夜低い。生活パターンを崩して不規則な生活をすると、NK活性が低くなるという。「徹夜したりすると、活性が低下し、免疫力が下がる。生活パターンを崩さないことが大事」 また、NK細胞は精神的ストレスに最も弱い。動物実験では拘禁状態で活性が著しく低下する。 笑うことも重要だ。活性が低めの人を笑わせると、活性が1~2日上がっているという。 しかし、ずっと笑ってるわけにもいかない。そこで摂取することでNK活性アップにつながるものを教えてもらった。 それは①乳酸菌全般②シイタケなどに含まれるベータグルタン③大量のビタミンC-で、手っ取り早いのは乳酸菌の摂取という。 奥村教授は「乳酸菌は腸管の周囲を取り巻くリンパ球を直接刺激することができる。整腸作用で便通もスムーズになるので、それだけストレスもなくなる」と話している。 毎日乳酸菌をとりながら、規則正しい、笑いの多い生活送ることが、NK活性を上げるポイントのようだ。(2012/9/6神戸新聞企画特集)

◆おもちゃがすぐに傷むのはなぜ?(P66L1)

息子(長男)は自分のおもちゃを直ぐに分解してしまう。弟(次男)には動くおもちゃはなかった。家内が言った「デパートのおもちゃ売り場で、家と同じ犬のおもちゃがあった。動いて止まるとお座りして『ワン!ワン!』泣くのである。不思議そうにじっと見つめていたので、『買ってあげようか』と言ったが、次男は『家にあるからいらない』と言った」と聞いた。

今のところ孫へのおもちゃは何もなし。『早く座れるようになったら良いな』と思い。先日、テーブルの付いたロッキングチェアを買って、テーブルを付けずにベッド代わりに使っている。

◆叱られ続けると、子どもはどうなる?(P62L6)

ある日とんでもない光景を目にした。自転車の後ろのチャイルドシートに、子どもを乗せていた。止まってスタンドを立てたとき、バランスを崩し自転車は子どもを乗せたまま倒れてしまった。当然、子どもは地面に叩き付けられ大泣きした。母親は何を思ったのか、大泣きする我が子を叱りだした。理解しがたい行動をとった母親は・・・と云うより、どうしたらいいのか分からなくなったんだろう。私はその横を通り過ぎるだけだった。今なら『大丈夫ですか。ケガはないですか』と声を掛けられると思う。

膝の痛み早めに受診(2012/09/03神戸新聞くらし)

「加齢のため」とあきらめていませんか? 多くは関節の病気が原因
中高年の膝の痛みは「変形性膝関節症」などの関節の病気が原因となっていることが多いのに、痛みを感じている人の多くが「加齢が原因だから仕方がない」と思い込んでいることが、製薬企業の科研製薬(東京)と生化学工業(同)が実施したアンケートで分かった。

ーー中略ーー

結果を受けて勝呂徹・東邦大名誉教授は「50歳以上の膝の痛みの多くは多くは変形性膝関節症によるもの。膝関節の軟膏がすり減ることで炎症や痛みが生じる。早期に適切な診断、治療を受けることで軽症のうちに病気の原因を取り除き、進行を遅らせることが期待できる」としている。(2012/09/03神戸新聞くらし)


今のところ腰痛だけなので、気をつけよう。腰痛は若い頃から患っている。いわゆる「ぎっくり腰」と云われているものである。レントゲンを撮って診てもらっても、特に悪いところは無し。原因がはっきりしない。突然現れるものである。一番最初が一番ひどかった。地面にあった電気のコードを掴んだときに、腰に激痛が走る。そのまま倒れ自分では起らきれなくなった。

膝も若い頃にスキーで痛めた。ビンディングの点検を怠り、スキー板がブッシュに引っかかり、転倒したときに靴がビンディングから外れず、膝が外れかけてしまった。90度以上外に開いたつま先を元に戻そうとしたときに“ゴツン”と鈍い音がして戻った。

膝は今でも痛むときはあるが、歩けなくなるわけではない。痛いだけで歩行には支障がない。いやいや気をつけましょう。再び症状が出たときには早めに診察してもらおう。

腰痛の話しでした。先週の金曜日にゴミ捨てのために、ペールの中のゴミの入った、ゴミ袋を取り出そうとしたときに痛みが走った。幸い、体を支えることのできる場所だったので、何とか部屋に戻り台所の椅子に座ることができた。もうだいぶん良くなったと思っていたが、昨日買い物でカートを押しているときはどうもなく、カートから手を離したときに痛みが走った。本日も同じことが起こった。どうも、カートを押しているときは少しはカートに体重が掛かっているようで、手を離したときにその少しの体重が腰に掛かる。その時に痛みが走るのである。まだまだ気を付けよう。

自分は大切にされている」と思えない子が、 どうして人を大切にできるでしょうか(P60)

◆ルールやマナーを守れる子にするには(P61L1)
たばこのポイ捨て・・・何時の頃か? その時代(昭和三十年代)の映画を見れば、必ずと云ってもいいほど、喫煙シーンが出てくる。そして、主人公はかっこよくポイ捨てする。悪党は足下に叩き付け、粉々になるまで踏みつぶす。

「大切にされている。その思いで、子どもの心は育ちます」(P61L5)
私は正しい行為だと思い、子どもをよく叱っていた。親が子どもに接する態度によって変わってくる。落ち着きのない子どもは、親も落ち着きがなく、必死に子どもを叱っている。反省の二乗!今、思うと自分が恥ずかしい。

◆スキンシップは、赤ちゃんの心の成長にプラスになります(P52L6)

同じマンションで、お母さんに抱っこされた6ヶ月ぐらいの赤ちゃんとエレベーターで一緒になった。「おはよう!」と笑顔で声を掛けると、言葉はしゃべれないが、笑顔が返ってきた。今までたくさんの赤ちゃんと出会っているが、こんなに気持ちの良いことはなかった。