最高の教訓は、最初の失敗にある。(P.136)

人生の節目となる瞬間は、自分でそれとわからない。-映画『フィールド・オブ・ドリームス』

GUM02_CL04223高校受験で英語がネックになり、進路目標にしていた公立工業高校(電子科)よりクラブ活動を優先した私立高校にした。が、その年の公立試験(兵庫県)は教科の枠を超えた「合教科・科目型」「総合型」の二つで、『思考力テスト』と呼ばれ英語はなかった。大学は高校からの推薦で入学することができ、4年間で教職課程も含め無事に単位は修得できた。そして母校(高校)の近くの学校に赴任できたことは、最高の喜びでもあった。高校受験で人生の大きな転機を迎えたが、運動で身を立てることができたことは幸せである。来週から週一回(90分)で『大人のための中学英語』を始める。

私の人生は、実際の社会に出ず、学校という大きな組織の中だけだったので、会社経営者がいう『失敗』とは次元が違うと思うが、『失敗から成功は始まる』のであって、前向きに捕らえ進むことである。

過去は安い本と同じ。読んだら捨ててればいい。(P.124)

明るい方へ明るい方へ。 -詩人 金子みすゞ(P.124)

GUM05_CL14073今日は息子のところで夕食をご馳走になった。6時頃が夕食の時間だが、5時頃からもらった塩昆布を手にしていった。上の孫はオモチャでまたげる車に乗って楽しく遊んでいる。私がプレゼントした者だが、選んだのは孫である。こんない楽しく使ってもらえると、とても嬉しくなる。下の孫は、私の顔を見て渡ってくれた。これまた幸せの瞬間である。会話をしながら家族で取る食事は格別である。食事が終わり息子はコーヒーを入れてくれる。そこに上の孫がまとわりつく。下の孫は息子の嫁が抱いてる。そんな息子夫婦の姿を見て幸せを感じる。人生最高の一時である。

「ムダにした」とあきらめるな。「ムダにしたくない」と考えよ。(P.120)

楽しんで失敗するほうが、退屈しながら成功するよりいい。-アメリカのコメディアン ジョージ・バーンズ

GUM05_CL05057先日、駅のホームで子どもが親の足にすがりつき甘えている様子を目にした。子どもは持っていたグミを落としてしまったのである(この光景は見ていない)。子どもは親の足にすがりついたまま『僕、悪くない。グミが悪いの』。親は『いったでしょ。蓋をきちんとしないとダメって。だから〇〇(子の名前)が悪いのよ』。子ども『う~ん。僕、悪くない。グミが悪いの』と電車が来ても押し問答であった。電車の中で気が付いたら、その子が居ない?母親はドア近くに、子は少し離れてしょげておとなしく座っていた。

どうだろう。終始見ていたわけではなく、一時のことだけで判断できないが、私は子どものいうことを認めてあげたい。

クレームにこそ、「ありがとう」を言おう。(P.118)

過ちて改めざる、これを過ちという。-孔子(P.118)

IMG_6435某河川にて “さくらまつり” があった。天気が悪いのでどうしようかと迷ったが知ってるバンドが出るので行ってみた。小雨ぱらぱらでそんなに問題はなかった。ちょうど演奏5分前に着き演奏ステージも直ぐに分かった。バンドメンバーは音出し確認中であった。お客さんもまばらで一番前に陣取ることができた。椅子に座るや否や演奏が始まった。が、雨も降ってきた。折角なので演奏が終わりメンバーと一緒に食事した。出会いのある良い日だった。

トラブルが解決できなかった時は、「解決不能」を答えに次に進もう。(P.109)

何でも妙なことにぶつかったら、笑うってことがいちばん賢い。-アメリカの作家 メルヴィル

少し古い話になるが、2011年4月ハワイ・退職祝いの旅のことをふと思いだした。

DSCN1895この年の3月末を持って定年を待たずして36年間続けてきた(途中4ヶ月間休養あり)仕事に終止符を打ち、亡き妻との二人三脚の生活を優先した。人生に悔いはない。そして、今回の旅はレンタカーは借りず、トロリーバス等々での移動だった。ちょっとホテルをリッチに取り、レストランでの料理に舌鼓を打った。そのホテル『The Kahala Hotel & Resort』のレストランで本当のサーバーに出会った。まず、お客が『何を、どの様に欲しがっているのか』をしっかり聞いて、調理場に伝えちょうど良い加減でサーブしてくれ、また、良いタイミングでテーブルに来てくれるのである。確かに言葉の問題はあるが、そこはサーバーの力量だ。言葉の壁は越えてくれる。お陰で、いつも海外旅行では体重が減るのだが増えてしまった。

人生に失敗がないと、人生を失敗する。(P.106)

どんなにベッドが暖かくても、そこから出なくちゃいけない。-アメリカの歌手 グレース・スリィック(P.106)

GUM08_TI06016昨日、百貨店で祝い袋を買いに行った。男性定員さん新米なのか。新卒でもなく要領を得ない30歳ぐらいの男性の定員さん。これで2回目である。

私『入学祝いです。お祝い袋をください』
定員『こちらになります』(いわれなくてもそこにあるのは分かる)
私『一番安いので良いです』
定員『はい。これでよろしいでしょうか』
私『はい』
定員『こちらにお客様のお名前と、お入れになる金額をお書き下さい』
私『すみません。渡すタイミングはいつ頃になりますか』
定員『聞いて参りますので、少々お待ち下さい』(要領を得ない定員に、私は少々いらついている)
定員『ご入学試験を受けて、合格されて、入学手続きを・・・』(マニュアルのように説明が始まった)
私『もう4月で、今日が入学式なんです!』(ちょっとムツッとして)
定員『入学が決まっておりましたら、早くても・・・』
私『3月でも良いんですね!』(ちょっと無愛想に、そこの百貨店のクレジット・カードを出す)
定員『翌月一括払いでよろしいでしょうか』
私『ポイントで!』(またもや無愛想に)
等々・・・やってしまった。まだ心が狭い私、反省します。

その定員さんは、お祝い袋を丁寧に内袋に入れ手提げ袋に入れている。その様子を見ながら『きちんと“ありがとう”をいわなければ』と思い、受け取ったときに『ありがとう』と素直な気持ちでいった。

2015年 新年度

GUM09_CL04008いつの頃か、私は春がとても待ち遠しかった。私の専門スポーツが水泳であるので、この四月から練習が始まる。もう嬉しくて仕方がない。でも、遊びでちょこっと入水するのではない。そこには想像を絶する寒さとの戦いがある。練習が終わり、幸いにも学校には小さなお風呂があた。体を温めにゆく。先輩たちが先に入り残り湯も少なくぬるくなっているが、幸せの一時であった。

学校に勤めて何年頃だろうか。温水プールが一般化して、スイミングスクールでの選手が出始めた。全国中学校大会、インターハイなど大きな大会に行ったとき、まだ炎天下での屋外プールだった。屋外で練習している選手と、屋内で練習している選手の違いが一目瞭然で分かる。大会代表等の話が少し長引くと、選手の中には体調不良を起こす者が出てくる。ちょっと驚いたが水泳競技大会方法の過渡期でもあった。今では大きな大会はすべて屋内プールになっている。