人生に失敗がないと、人生を失敗する。(P.106)

どんなにベッドが暖かくても、そこから出なくちゃいけない。-アメリカの歌手 グレース・スリィック(P.106)

GUM08_TI06016昨日、百貨店で祝い袋を買いに行った。男性定員さん新米なのか。新卒でもなく要領を得ない30歳ぐらいの男性の定員さん。これで2回目である。

私『入学祝いです。お祝い袋をください』
定員『こちらになります』(いわれなくてもそこにあるのは分かる)
私『一番安いので良いです』
定員『はい。これでよろしいでしょうか』
私『はい』
定員『こちらにお客様のお名前と、お入れになる金額をお書き下さい』
私『すみません。渡すタイミングはいつ頃になりますか』
定員『聞いて参りますので、少々お待ち下さい』(要領を得ない定員に、私は少々いらついている)
定員『ご入学試験を受けて、合格されて、入学手続きを・・・』(マニュアルのように説明が始まった)
私『もう4月で、今日が入学式なんです!』(ちょっとムツッとして)
定員『入学が決まっておりましたら、早くても・・・』
私『3月でも良いんですね!』(ちょっと無愛想に、そこの百貨店のクレジット・カードを出す)
定員『翌月一括払いでよろしいでしょうか』
私『ポイントで!』(またもや無愛想に)
等々・・・やってしまった。まだ心が狭い私、反省します。

その定員さんは、お祝い袋を丁寧に内袋に入れ手提げ袋に入れている。その様子を見ながら『きちんと“ありがとう”をいわなければ』と思い、受け取ったときに『ありがとう』と素直な気持ちでいった。