子供の芽を知らずに摘んでしまう「常識」(P.158)

教育界では有名なエピソードです。
「氷が溶けたら何になりますか?」
というテストの問題に対して、
「春になる」
と応えた生徒がいたそうです。
採点をした先生は、正解の「水になる」と応えなかった、ということでバツをつけました。その後、このことが教育者の間で問題になり、
「子供のすばらしい発想を摘んではいけない」
という教訓として、このエピソードが語り継がれることにことになりました。(P.161 L.4~13)