自分の宿命を受け入れる(P.184)

【私の人生の岐路③】

☆高校進学

☆大学進学

☆就職
大学卒業後、母校に挨拶に行った。何かよい情報はないかと、足繁く通った。

4年次の年明けには就職(機械工具問屋の会社)が決まっていた。これも、1973年から1977年まで関西テレビの企画・制作によりフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ『どてらい男(やつ)』で影響された。ドラマの話は、大阪の機械工具問屋に丁稚奉公に入った西郷輝彦扮する山下猛造が、商人として才覚を現し立身出世を果たしてゆく物語である。何かすごくかっこよく見え、機械道具は好きで憧れていた職場であった。

しかし、3月中頃過ぎまで、アルバイトをしていた。会社からは出勤の依頼があったが、無理をいって伸ばしていた。もう、『何日には必ず出勤してください』といわれた。それと同時に母校から『隣の学校が空いたから面接に行ってこい』と電話があった。いっちょぉらいのスーツを着て、翌日に面接を上に行った。知人からの紹介ということもあって即採用された。

もちろん、就職が決まっていた会社には、菓子折を持って挨拶に行った。人事部長は快く承諾してくれた。

(『一張羅』は、「いっちょぉら」・「いっちょぉらい」と発音し、どちらも使っていた。意味は、「ただ一つの物・よそ行きの服」ということだ。関西弁?神戸弁?)

☆結婚

☆病気

☆死別

☆還暦(新たな出会い)