最高の教訓は、最初の失敗にある。(P.136)

人生の節目となる瞬間は、自分でそれとわからない。-映画『フィールド・オブ・ドリームス』

GUM02_CL04223高校受験で英語がネックになり、進路目標にしていた公立工業高校(電子科)よりクラブ活動を優先した私立高校にした。が、その年の公立試験(兵庫県)は教科の枠を超えた「合教科・科目型」「総合型」の二つで、『思考力テスト』と呼ばれ英語はなかった。大学は高校からの推薦で入学することができ、4年間で教職課程も含め無事に単位は修得できた。そして母校(高校)の近くの学校に赴任できたことは、最高の喜びでもあった。高校受験で人生の大きな転機を迎えたが、運動で身を立てることができたことは幸せである。来週から週一回(90分)で『大人のための中学英語』を始める。

私の人生は、実際の社会に出ず、学校という大きな組織の中だけだったので、会社経営者がいう『失敗』とは次元が違うと思うが、『失敗から成功は始まる』のであって、前向きに捕らえ進むことである。

「できない」思い込みも、「できる」思い込みも強さは同じだ。(P.139)

過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ。-シェイクスピア『オセロ』

昨日、シンガーソングライターの松田陽子さんを知った。公式ホームページの動画を見て涙してしまった。子宮頚がん・うつ病を克服し、力強く生きる彼女をここに紹介したい。

シンガーソングライター・セミナー講師・MCとして、活躍しているアーティスト。子宮頚がん・うつ病を克服し、国連UNHCR協会 広報委員として、世界の難民支援や児童虐待防止、また子宮頚がん検診啓発など、さまざまな活動を展開。2007 年より、NPO法人『self』の代表を務め、『この世に無駄な生命は一つもなく、それぞれが必ず使命を持って 生きていけるはず。』と、世界平和・人道支援を通して、人との つながりを大切にしている。ニューヨーク・ブロードウェイにある、マリオットホテルにて シンガーとしてレギュラー出演していた経歴や、30カ国以上の海外での生活、人生でのさまざまな出来事によって独特の感性を持つ。(松田陽子 公式ホームページ のプロフィールより転記)

頭はときどき空っぽにして、可能性に席を空けてやろう。(P.144)

すべては空想から始まる。-アメリカのSF作家 ラリー・ニーヴン

「人間の脳は忘れるようにできている」

このことを「発見」したのは、19世紀のドイツの実験心理学者エビングハウスです。彼は無意味なアルファベットの配列3文字を被験者にたくさん記憶させ、それが忘れられていく時間と量を調べてグラフにしたのです。

エビングハウスの実験によれば、人は記憶したことを20分後には4割以上忘れ、1日後には7割以上を忘れてしまいます。つまり、放っておけばその日のうちに大半の記憶が消滅するということです。

では、なぜ人の脳は忘れるようにできているのでしょうか。それは脳が、生存にかかわる重要な情報を優先して記憶するためです。もしも、エビングハウスの実験のような無意味な文字の配列や、友人たちとのたわいのない馬鹿話の一語一語、道行くたくさんの見知らぬ人の顔、壁の複雑なしみの形など、見聞きしたあらゆることが忘れられなくなり、日夜、洪水のように頭にあふれ出したら…。忘却の役割はおのずとわかるでしょう。

忘却が宿命だとすれば、記憶とは「覚えること」ではなく、「思い出すこと」だと考えるべきでしょう。
出典:頭脳向上研究会 脳を鍛える脳力トレーニング

最近、覚えることができなくなってきている。教科書を1ページを一夜漬けで丸暗記できたのは中学までだった。高校はクラブ活動一本でそんなことをやったことがない。もし、忘れることができなかったら、どうなるだろう。入ってくる情報が処理できず、直ぐに頭はパンクし、ノイローゼになるだろう。話は変わるが私は音楽(ギター)を少しやっている。でも、譜面は読めない。プロのギタリストに聞くと、譜面を渡され少し時間があれば、弾けるようになっているそうだ。1年ほど前から久々にギターをやり始めたが、覚えるのが大変だ。簡単な曲でも、少なくとも一週間は掛かる。話は変わるが、絶対音感を持っている人が結構いる(新潟大学の宮崎謙一教授の研究に、ピアノの88鍵をアトランダムに出して90%当てるのを基準に絶対音感保持者の割合を算出したところ、日本の音大生で3割、ポーランドの音大生で1割が該当する)ことがわかった。でも、絶対音感を持った人は救急車のピーポーピーポーを聞いただけで。頭の中に音符が浮かぶそうです。その人は『私は400Hzと402Hzがわからない』といってました。わかる人がいるんだろうな、特別の世界だと思う。

下にリンクしている音は10Hzの違いです。一回目はわからなかったが、二回目に聞いたときは、はっきりとわかりました。絶対音感がわかる簡易テストと表されてますが、相対音感だと思うのですが。まあ聞いてくれ。

「コロンブスの卵」は潜在意識のある。それを出しさえすれば成功する。(P.148)

自分の脳力は自分で使ってみなければ、わからない。-物理学者 湯川秀樹(P.148)

GUM05_CL03066何かにつまずいたとき、人の助けを借りてしまう。その方が早く解決する。しかし、先ずは自分で解決する方法を見つけよう。悩まず、少し棚上げして時間をおいてから考えてみよう。数学のややこしい問題を解いているのではないので、意外と簡単に解決できることがある。それも無理しない。お手上げと思えば誰かに話をしよう。話をするだけでも解決できることがある。

見えない野心があってこそ、努力が目に見えて生きてくる。(P.152)

熱狂できないということは、凡庸のしるしだ。-フランスの作家 バルザック

IMG_6626sビジネス街を歩いていて、まだ正午前というのにサラリーマンたちがどこからともなく繰り出してきた。正午を過ぎると食堂は一杯になるのだろう。それぞれ思い思いのお店に入って行く。お昼の楽しい一時である。懐かしい思いに耽た。

「火事場の馬鹿力」は腕力ではなく、心の力にこそいえるんだ。(P.156)

ものごとてえものは、うれしい前には、きまって心配ごとや悲しいことがあるんです。-古今亭志ん生(P.156)

CRW_1582最近、健康であることの素晴らしさを忘れかけている。それが人間かも。朝目が覚めて、朝食がいただける状況に感動があった。そんなことで涙したこともあった。今は朝目が覚めることが当たり前になってきている。

写真は「猿の惑星」第一作のロケ地、レイクパウエルの夜明けである。

「自分だけが」と思わず、「相手だって」と思うのが、いい暗示。(P.158)

なんのはや、世の中というものは、人の思うほどよくもなし、悪くもなしですわ。-モーパッサン『女の一生』

GUM01_CL04014昨日、高校同窓会実行委員会の会合に出席した。昨年は私の学年が実行委員の年だった。委員長は校長職を経験してとりまとめがすごくうまかった。実行委員の一人である私の仕事は、その委員長がてきぱきと指示をしてくれるので、特に問題もなくこなせた。

今年の委員長は時計屋の店主で普通の方。大きな行事のとりまとめは初めてなのだろう。周りの様子を見ながらまとめて行くのは良いが、何となく終わってしまう。今年の私の係はアトラクションで、プロの歌い手に出演を頼んでいるのでとても気を遣う。今年の委員長とはアトラクションのことで、初めからうまく話が通じず気を遣ってばかりだった。でも、とてもまじめな方で一生懸命やっているのが伝わってくる。私は『何となく話が終わったところを、きちんと最後に確認をしない私がダメだ』と思い反省した。

私は気が長くなったと思う。『短気は損気だ!』