真の友は最大の財産であり、また、最も得がたい財産である。(P.92)
「※言葉の力」カテゴリーアーカイブ
友達のように話そう。友達になれる。(P.95)
年のせいか、最近はよく涙する。頬が重力に負けてるように、涙腺も緩んでいるのは確かだ。
昨日は、甥っ子の結婚式だった。結婚式から甥っ子の弟が涙している。披露宴に入った。同年代の男性も涙しているのに気が付いた。私がよく涙する状況を目にするのは、花嫁が感謝の気持ちを両親に伝える手紙を読んでるときの新婦側の女性友達だ。私も胸にグッとくる。結婚式で友達の男性が涙することは、今までになかったことだと思ってる。時代の流れで草食男子といわれる男性が多くなったためなのか。男性も慶び事で感情を素直に出せるようになってきたのは良いことだと思う。
披露宴の最後にビデオが流れ、これまでお世話になった方が字幕に出た。その中に亡き母の名前があった。目頭がとても熱くなった。
「チャンスさえくれば」と思ってると、チャンスはやってこない。(P.98)
頭は一度は下げたほうがいい。でも何度も下げないほうがいい。(P.101)
人生に失敗がないと、人生を失敗する。(P.106)
どんなにベッドが暖かくても、そこから出なくちゃいけない。-アメリカの歌手 グレース・スリィック(P.106)
昨日、百貨店で祝い袋を買いに行った。男性定員さん新米なのか。新卒でもなく要領を得ない30歳ぐらいの男性の定員さん。これで2回目である。
私『入学祝いです。お祝い袋をください』
定員『こちらになります』(いわれなくてもそこにあるのは分かる)
私『一番安いので良いです』
定員『はい。これでよろしいでしょうか』
私『はい』
定員『こちらにお客様のお名前と、お入れになる金額をお書き下さい』
私『すみません。渡すタイミングはいつ頃になりますか』
定員『聞いて参りますので、少々お待ち下さい』(要領を得ない定員に、私は少々いらついている)
定員『ご入学試験を受けて、合格されて、入学手続きを・・・』(マニュアルのように説明が始まった)
私『もう4月で、今日が入学式なんです!』(ちょっとムツッとして)
定員『入学が決まっておりましたら、早くても・・・』
私『3月でも良いんですね!』(ちょっと無愛想に、そこの百貨店のクレジット・カードを出す)
定員『翌月一括払いでよろしいでしょうか』
私『ポイントで!』(またもや無愛想に)
等々・・・やってしまった。まだ心が狭い私、反省します。
その定員さんは、お祝い袋を丁寧に内袋に入れ手提げ袋に入れている。その様子を見ながら『きちんと“ありがとう”をいわなければ』と思い、受け取ったときに『ありがとう』と素直な気持ちでいった。
トラブルが解決できなかった時は、「解決不能」を答えに次に進もう。(P.109)
何でも妙なことにぶつかったら、笑うってことがいちばん賢い。-アメリカの作家 メルヴィル
少し古い話になるが、2011年4月ハワイ・退職祝いの旅のことをふと思いだした。
この年の3月末を持って定年を待たずして36年間続けてきた(途中4ヶ月間休養あり)仕事に終止符を打ち、亡き妻との二人三脚の生活を優先した。人生に悔いはない。そして、今回の旅はレンタカーは借りず、トロリーバス等々での移動だった。ちょっとホテルをリッチに取り、レストランでの料理に舌鼓を打った。そのホテル『The Kahala Hotel & Resort』のレストランで本当のサーバーに出会った。まず、お客が『何を、どの様に欲しがっているのか』をしっかり聞いて、調理場に伝えちょうど良い加減でサーブしてくれ、また、良いタイミングでテーブルに来てくれるのである。確かに言葉の問題はあるが、そこはサーバーの力量だ。言葉の壁は越えてくれる。お陰で、いつも海外旅行では体重が減るのだが増えてしまった。
悪いできごとは、最悪を避けさせるシグナルなんだよ。(P.114)
クレームにこそ、「ありがとう」を言おう。(P.118)
「ムダにした」とあきらめるな。「ムダにしたくない」と考えよ。(P.120)
楽しんで失敗するほうが、退屈しながら成功するよりいい。-アメリカのコメディアン ジョージ・バーンズ
先日、駅のホームで子どもが親の足にすがりつき甘えている様子を目にした。子どもは持っていたグミを落としてしまったのである(この光景は見ていない)。子どもは親の足にすがりついたまま『僕、悪くない。グミが悪いの』。親は『いったでしょ。蓋をきちんとしないとダメって。だから〇〇(子の名前)が悪いのよ』。子ども『う~ん。僕、悪くない。グミが悪いの』と電車が来ても押し問答であった。電車の中で気が付いたら、その子が居ない?母親はドア近くに、子は少し離れてしょげておとなしく座っていた。
どうだろう。終始見ていたわけではなく、一時のことだけで判断できないが、私は子どものいうことを認めてあげたい。