何があなたに「喜び」をもたらすか(P.92)

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

【喜び(よろこび)】

情動のうちで比較的基本となっている体験であり、悲しみと対比される。さまざまな自己あるいは他人の幸福や成功の経験、予期あるいは回顧などに伴う興奮的、快的な情動をいう。これを引き起こす原因によって、その性質はかならずしも一定していない。日常生活で実際にもっとも多く観察され、また単純に説明できる喜びの発生原因は、個々人の欲求とその満足度との関係のうちに求めることができる。われわれは、欲求が充足された場合には肯定的な情動を、充足されない状態、すなわち欲求不満の場合には否定的な情動を体験する。肯定的情動の代表的なものが喜びである。この場合、個人における欲求の種類や強さと、その欲求を阻止している状況の性質とのかかわりで、その欲求が充足されたときの喜びの質や強度は規定されるといえる。たとえば、大学進学を強く望んでいる高校生で、受験した大学が難関であればあるほど、その入学試験に合格したときの喜びは大きいであろう。また、その喜びは、恋人からデートに誘われたときのそれとは相違したものでもある。
現在は欲求が充足されておらずに不快な情動体験が多い場合でも、将来はかならず充足されるという予期を比較的明確に抱いていたり、過去における快的な体験を回想したりすることによって、喜びを体験することもある。たとえ現在は不幸な境遇にあっても、生きる喜びを味わうことが人間にはできる。[花沢成一]
(出典:コトバンク)

お金との楽しいつき合い方(P.94)

昨日、某ライブハウスで1979年の4thアルバムで、オリコンアルバムチャートで初登場1位を獲得した有名バンドと1993年当時のヒット曲で第44回NHK紅白歌合戦に出場した有名バンドのボーカルのジョイント・コンサートがあった。

このライブハウスで知り合った男性と、その男性を通じて知り合った天真爛漫な女性の方がいる。とても元気で気持ちのいい方である。色恋話では無く、私はこの方といると素直に自分が出せる。不思議な存在な方である。

ワクワクすることを探す(P.96)

<素の自分を出すコツ>
①素の自分を出しても、案外嫌われない。むしろ、好かれることの方が多い
②居心地のいい環境をつくるには、少々嫌われるぐらいがちょうどいい
③失敗談を人に話すと、「素の自分を出すこと」が楽しくなってくる
④事あるごとに、「私は、〇〇なタイプだ」と認める
⑤「恥ずかしい思い出」のリピートは厳禁!
『【本当の自分を出せない…】素の自分を出すコツ5つ』

「他人にどう思われるかを心配しているかぎり、あなたは他人のものだ」
ニール・ドナルド・ウォルシュ
(出典:【しあわせ心理学】パンダの温度 ウエブサイト)

 

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人見知りをする私にとって初対面で話をするのはとても苦手である。私の友人で初対面であっても、あたかも長年の友のように話すことが出来る方がいる。うらやましく思う。
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家族との関係を楽しむ(P.98)

私が使っていた教科書の一部を抜粋する。(出典:大修館 新保健体育)

2  結婚生活と健康

1 健康な結婚生活

(1)心身の発達と健康な結婚生活
わが国では,法律によって男性は満18歳,女性は満16歳になれば結婚が認められる。ところが,現実には初婚年齢は,結婚が可能な年齢より10歳以上も高くなっている。結婚するかどうか,あるいはいつ結婚するかは,当人の判断に委ねられ,たんに法律に定められた年齢だけで判断されるものではない。
結婚とは,それまで異なる生活をしていた者どうしの共同生活の出発である。経済面はもちろんのこと,家庭生活でのさまざまなことがらに対してともに適切に対処していくことが求められる。おたがいがパートナーであるという自覚をもち,家庭における責任と相手への思いやりなど,良好な人間関係をはぐくんでいくためには,精神面での発達は欠かせない。
結婚生活には,多くの場合,子どもを産み育てるといういとなみがともなう。したがって,性機能の成熟もたいせつな要件であり,良好な健康状態で結婚生活を過ごすためにも,思春期にある今から心身の健康管理に努めることがたいせつである。それに加えて,男女ともに妊娠・出産・育児など,人生のさまざまな段階でのできごとをやりとげるための基本的な知識をもっていることが求められる。

(2)結婚生活と家族の健康
結婚に際して,たがいの健康状態をよく知っておくこともたいせつなことである。たとえ感染症や遺伝的な病気をもっていても,事前にわかっていれば,パートナーやこれから生まれてくる子どもの健康を守る対策をとることができる。
また,食事,運動,休養・睡眠といった,家庭で日常的にとられるような生活行動は,家族の心身の健康状態に直接的な影響をおよぼす。とりわけ,日々の食事は子どもの食習慣の形成に大きな影響をもっており,栄養面のみならず,心のふれあう楽しい食事は情緒の安定にもつながる。
同様に,親のとる行動が子どもへ好ましくない影響をおよぼすこともある。たとえば,親が喫煙したり飲酒をしていると,それがきっかけとなって,子どもが同じ行動をとるようになる可能性が高い。また,塩分や動物性脂肪を多くふくむ食事を親が好んでつくっていると,親自身の生活習慣病の危険性を高めるとともに,子どもの健康に直接影響したり,将来の不適切な食習慣の形成にもつながる。
このように結婚生活は,家族の健康づくりの基盤となる家庭を築いていくいとなみであり,子どもの将来の健康を大きく左右するものである。
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理想を求めても、そこにあるのは自分の物では無い。
自分が信じる方向を明確に示し進んでいこう。

パートナーを大事にする(P.101)

私は定期検診で病院へゆく。病院近くの歩道橋での出来事でです。

前を行く老夫婦が歩道橋の階段を降りているとき。旦那さんが先に降りた。奥さんは荷物かごを持って一段一段足場を確かめるようにゆっくり降りていた。

そこにサラリーマン風の青年が通りかかり、奥さんの荷物を持ってあげ、側について一緒に降りてあげた。

旦那さんは、自分が階段を降りるのが精一杯だったんだろう。交わす言葉は無かったが、帽子を脱ぎ、深々と頭を下げ、その青年にお礼の意を表した。

その旦那のさんの様子を見て、私は・・・涙があふれた。

友情は、人生の目的を引き出してくれる(P.103)

妻が病死し落ち着かない日々を過ごし人生に迷いが生じていた。妻がいない日本には居所が見当たらない。何かを求め思うがままに道を歩んでいました。

そんなある日、新しいライブハウスが出来た。数回行くうちに週末演奏している『親父バンド』と出会いがあり、そのバンドが演奏する大阪、小野へと行くようになった。

一年以上が過ぎ、そのバンドの最大イベントの手伝いをするようになり、他のバンドとの方との出会いもあった。どちらもバンドリーダです。『この人たちについて行こう』と思い、最近は後者のバンドリーダーとゆっくりと話す機会一が多くなった。昨夜は声がかすれるぐらい話をした。人に話を聞いてもらうのは久しぶりです。話が出来る、聴いて戴ける、その幸せに感謝します。

イヤなことの楽しみ方(P.105)

大晦日です。人は節目を大切にし生きている。
<人生の節目>
一、就職
一、結婚
一、子供が生まれる
一、退職
等々、人生の大きな節目でしょう。

私は生まれて222日目に記念写真を撮っている。我が子の誕生日が2月22日です。個人にとって節目は様々です。上記以外にいろいろな節目がある。そんな節目を大切にしたい。

自分のいきたい人生(P.108)

あなたが、そう望めばどの生き方も実現できます。(P.109 L.1)

65年間生きてきてつくづく思います。

60歳にて人生の大きな転機に遭遇し、
一時は路頭に迷った。

これからどう生きるのか模索し行動した。

行動すれば結果が出る。

今の新しい自分の目標ができた。

人の望みか、自分の望みか(P.110)

子どもの頃から高校生になるまで、喧嘩が絶えなかった。いつの日だろうか?人との争いを嫌うようになっていた。

気が付くと「長いものには巻かれろ」の人生を送っている。それが自分の持つ性格だろう。

自然と出る自分の行動は直せるものではない。

『自分望む自分の方向性だけはしっかりと持って行こう』