何時の頃だったろうか・・・神戸はハーバーランドのスポーツクラブに通っていた頃である。観光客が多いので時間帯と場所を間違えると、カメラマンになることがあります。自分も良い写真を撮りたいので、人が居なくなる隙を見つけてシャッターを切ろうと待っていると・・・「シャッターお願いします」次また「写真お願いします」・・・『おいおい!俺はカメラマン(添乗員)ではないぞ!』と思っても、デジタル一眼レフカメラを買って、嬉しそうな私の姿がカメラマンそのものなのか?『この人に撮ってもらったら、きっと上手に撮ってくれそう』と思われたのか(笑)左の写真がその時のものです。どうしても人が入ってしまいす。
それはさておき、時は違うが、同じくハーバーランドで「シャッター押して頂けますか」「良いですよ。ハイ!チーズ!」と撮り終えると、その中の一人が、何も言わずに、私が手にするカメラを奪い取るように、サッと持って行ってしまった。同じグループの人たちも唖然としていた。私は「唖然」を通り越し固まって『笑顔』でその場を後にした。なぜ笑顔になったのか、動揺したら顔を見せたら恥ずかしい。年配者としてゆとりを見せたかったのだろうか?
お願いするときは「笑顔で」、二度と会うことがないので、後は「知らんぷり」それで終わり・・・『一期一会』とは云わないがちょっとした出会いは大切にしたい・・・
お互い意見が違うと、一寸したことで自己防衛のために攻撃的になってしまうことがある。やっぱりコミュニケーション大切さである・・・日頃から思うことを控えめで話しをするかな・・・?そうするとうまく話が通じない・・・?焦ることがダメか・・・?
問題を起こしたりすると、「あれは親のしつけが悪かったからだ」といわれたものです。(P43L4~5)
昨日のニュース番組で『ミドリガメ(アカミミガメ)によってレンコンに大きな被害が出ています』放送があり、その番組のコメンテーターが「そうなんですよ!私の娘も飼いたいと・・・『自分のこともきちんとできないのにダメだ!』と言ってやりました」と言っていた。あれれ?子どもの気持ちを頭から否定してしまった。
孫がきたときに、寝かせて調子よく遊んでいれば、抱っこさせてもらえない。しばらくするとぐずってくる。「待ってました」と言わんとばかり、抱っこする。
同じマンションで、お母さんに抱っこされた6ヶ月ぐらいの赤ちゃんとエレベーターで一緒になった。「おはよう!」と笑顔で声を掛けると、言葉はしゃべれないが、笑顔が返ってきた。今までたくさんの赤ちゃんと出会っているが、こんなに気持ちの良いことはなかった。
◆ルールやマナーを守れる子にするには(P61L1)
ある日とんでもない光景を目にした。自転車の後ろのチャイルドシートに、子どもを乗せていた。止まってスタンドを立てたとき、バランスを崩し自転車は子どもを乗せたまま倒れてしまった。当然、子どもは地面に叩き付けられ大泣きした。母親は何を思ったのか、大泣きする我が子を叱りだした。理解しがたい行動をとった母親は・・・と云うより、どうしたらいいのか分からなくなったんだろう。私はその横を通り過ぎるだけだった。今なら『大丈夫ですか。ケガはないですか』と声を掛けられると思う。
息子(長男)は自分のおもちゃを直ぐに分解してしまう。弟(次男)には動くおもちゃはなかった。家内が言った「デパートのおもちゃ売り場で、家と同じ犬のおもちゃがあった。動いて止まるとお座りして『ワン!ワン!』泣くのである。不思議そうにじっと見つめていたので、『買ってあげようか』と言ったが、次男は『家にあるからいらない』と言った」と聞いた。
◆「甘え」は、子どもからの大事なメッセージ(P69L1)