運命を変えることはできないか(P.182)

【私の人生の岐路①】

☆高校進学
『兵庫県では、1967(昭和42)年以降に受験競争緩和のために、「兵庫方式」と呼ばれる独自の入試方式を取り入れてきた。この「兵庫方式」とは、公立高等学校入試において、入学者に課す学力テストの成績によって入学者を選抜するのではなく、調査書(通称「内申書」と呼ばれる)に記載された中学校三年間の成績や素行を以て入学者を選考する方式である』(出典:CiNii Articles – 日本の論文をさがす「活教水育論行文政集の 配第分方59式集」)

この方式によって私の公立高校入試が「思考力テスト」題し2時間(50分x2)のテストであった。この思考力テストには私の不得意の英語のテストは入ってなかった。担任は『過去の資料がないので判断できない』と寂しい回答だった。

クラブ活動の顧問に相談した。『県立の工業高校に行きたいのです。水泳部もありました』。顧問は『兵庫県で一番最低の水泳部です』。私は『そんなこと言うなら、兵庫県で一番水泳部が強いところはどこですか』。顧問は『報徳学園です』。

兵庫県方式の入試ではなかったら・・・

☆大学進学

☆就職

☆結婚

☆病気

☆死別

☆還暦(新たな出会い)

 

自分のモチベーションがどこから来ているのか、チェックする(P.164)

【温泉卵】
卵に熱を加えることで固まり始めるのは、まず外側からですがその常識を打ち破った料理が「温泉たまご」です。
温泉たまごは、黄身はほどよい固さですが、白身はまだどろっとしています。つまり、「シンから先に温まる」ということで、「温泉たまご」と命名されたようです。
ちなみに、温泉のお湯は常に一定の温度で湯が湧き出ているので、65~68℃の温泉湯であれば30分くらい温泉に浸けるだけでできてしまいます。
白身が固まり始めるのが58℃ですが、80℃近くに上がらなければ完全には固まりません。一方、黄身は65~70℃前後で固まり始め、この温度を保てば、ほぼ完全に固まります。
(出典:教えてたまご先生

半熟たまごと温泉たまごは、あまり気にしたことがなかった。なるほど、面白いたまごの性質だ。備忘録として残します。

子ども時代に経験したことを思い出す(P.141)

バラック小屋

子どもの頃の生活は大変だった。母親は食べるものが無くても、子どもにはなんとか食べられる環境をつくる。

白ご飯に醤油をかけて食べる。たくあんがあったらご馳走だ。

何故バッラク小屋に住んでいたのかわからない。今なら母親に聞きたいが、母親は天から見てるだけ。

そんな母親の行動には頭が下がる。

身を粉にして子を育てる母親は、
『何でもお見通しだ!』。

 

(画像出典:ブログ 「絵とエッセイ」)

ライフワークで愛を表現する(P.137)

心から楽しいと感じられることが、あなたのやりがいです。それが見つかった人は、幸せです。なぜなら、自分の愛の表現を自由にすることができるからです。(P.137 L.10~P.138 L.1)

『仏教で日々の修行は掃除である』と聞いたことがある。ある日、比叡山の延暦寺で、若い僧侶が雑巾を手に床掃除に精を出している姿を見た。あまりに力を入れて拭くので、その床板が削れてきた。その若い僧侶は一緒に掃除をしていたもう一人の僧侶に「あまり力を入れたらあかんで、床が削れるわ!これ国宝やろう!どないしょう・・・」。それを見ていた私は「ほんまや・・・えらいこっちゃ!どないするねん!」と思ったが、仏の前ではない掃除が楽しい自由な時間に見え、何ともいえない微笑ましさを感じた。

 

人生の目的は、いつ見つかるのか?(P.128)

私が還暦を迎えたときに、人生の大きな転機に見舞われた。これからの生き方について模索していたとき、アメリカにプチ語学留学をした。

【クラスメイト】私は後列の向かって左から二番目です。そして、本格的に語学留学をしようと計画を立てていたとき、高校の先輩が属する一世を風靡したバンドが我が街のライブハウスに来た。もちろん応援に行った。そこで目にしたのが、私があこがれていたギターが壁いっぱいに展示されていた。応援に行ったバンドの演奏より、展示されていたギターの方が気になった。数日後、店長に展示されているギターのことについて聞いた。

そのギターをこよなく愛し、演奏されいる方がいることがわかった。そのライブハウスで、その方のライブコンサートに行った。演奏が終わり、バンドリーダーが「あなたもギター演奏しますか。一緒に遊ぼうよ」。私は「少しだけ演奏します」と返事した。でも心の中で「還暦を過ぎた人間に『一緒にあそぼうよ』と声を掛けるとは、面白い方だ。ちょっとついて行ってみるか」と思い、その方ライブに大阪、神戸、小野へと行って5年が経った。

センターを取らせていただいた。少し演奏ができるのではなく、全くできなかった私だったが、優しく温かく迎えてくれた。今ではなんとかにステージに立ち演奏できるようになった(写真のセンターです)。その方と出会えたことに感謝し幸せを感じています。

自分の感情と向き合う(P.120)

私はアメリカ(USA)旅行が好きだ。

アメリカ(USA)旅行中に感情を露わに喜んだり、けげんな顔をされることがある。初めは結構戸惑ってしまう事があったが、最近は相手が何を考えているのかよくわかるので、その方がよくなった。

日本の飛行機に搭乗すると、これでもかと云わんばかりに笑顔で接してくる。笑顔は良いことだが、その裏を考えてしまう。話は違うが、私が大病し入院を余儀なくされたときに、女性の看護師が天使に見えた。その時、若い医師にそのことを伝えたら「営業スマイルにだまされてはいけませんよ!」と返ってきた。そう思うと何か納得する。その点、アメリカの飛行の客室乗務員は適当である。私にとっては、その方が居心地が良い。