子供のケンカの根本理由(P.153)

子供は、親からその方法論しか学んでいない・・・。(P.155 L.5)

我が孫も男二人である。やっぱり、取っ組み合いのケンカをする。といっても、幼稚園の年長と年少である。お兄ちゃんの方が断然力強く弟をねじ伏せてしまう。ケンカの原因は弟の方が自分かまってもらいたいために、いらぬ事ばかりするのである。トランプ遊びをしても、すごろくをしても、将棋の駒を使って簡単な遊びもルールが分からず、トランプ・将棋の駒などを散らかしたりしてジャマをする。

ここでジィジが起こってきつく注意をしようものなら逆効果であろう。「困るからやめよう!」「そんなことしたらダメです!」等々。30年前のジィジなら直ぐに叩いてきつく怒るだろう。今はただ根気強く注意をするだけです。

お兄ちゃんとのケンカもよほど危険が無い限り、遠巻きに様子を見るだけです。そして、弟がケンカに負け泣きじゃくっていれば、優しく抱き上げて宥めます。

<シニアの備え>第7部「住まい」(1)住み替え

何を優先するのか考えて

年齢を重ねても安心して暮らしていくための基盤は、なんといっても住まいではないでしょうか。自宅に住み続けたいと考える人も多いと思いますが、1人暮らしや夫婦だけの世帯が急増している中で、なんらかのサポートが付いた住宅へ早めに住み替えたいと考える人も増えています。

住み替え先となるのは大きく▽シルバーハウジング▽軽費老人ホーム▽サービス付き高齢者向け住宅▽有料老人ホーム―などがあります(図参照)。いずれもおおむね60歳以上が対象です。

シルバーハウジングは地方公共団体やUR都市機構などの公営住宅で、トイレなどに緊急通報装置があるほか、生活援助員の支援も受けられます。軽費老人ホームは社会福祉法人などが運営。四つの形態がありますが、ケアハウスが主流で一般型と介護型があります。

サービス付き高齢者向け住宅はほとんどが民間の賃貸住宅です。義務づけられているのは安否確認と生活相談だけですが、大半が食事も提供しています。有料老人ホームは多くは民間の経営で、住宅型と介護付きがあります。

ただ、どの住宅もさまざまなタイプがあって、費用やサービスはそれぞれで異なります。例えば費用面でみると、比較的所得が低い人でも入居できるのはシルバーハウジングや軽費老人ホームです。所得に応じた利用料になっています。

介護面でみると、職員が対応してくれる介護付き有料老人ホームと介護型ケアハウス以外は、外部の事業者と契約して利用します。このため、重度になると再び住み替えなければならない場合もあります。


こうしたことを踏まえた上で、自分の場合は何を優先するのか。必要に迫られてからでは十分な検討ができませんので、体力や気力がある元気なうちから見学や資料の取り寄せなどで納得のいく選択を。次回からはそれぞれの住宅についてみていきます。

神戸新聞(2019/03/15 金曜日 朝刊)

アトピーと早口(P.152)

「アトピーの犬がいる家庭には、早口でしゃべる飼い主がいる」

「アトピーの犬がいる家庭には、早口でしゃべる飼い主がいる」(P.153 L.2)

(出典:井藤美恵子のモティベーションブログ
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二人の子育てに疲れていたこと、子どものアレルギーで母乳をあげていた私は食べるものが制限されていたこと、夫とのコミュニケーションがうまくいっていなかったことなどで、かなりイライラが募る毎日でした。 きっとトゲのある言葉を早口でまくしたてていたと思います。

言葉は言霊。

一番近くにいる子どもは、そんなネガティブな思いと一緒に発した言葉を、まるごと受け取っていたのでしょう。 それも、言い返すことなく。 今になってようやく、思考も言葉も波動でその力の大きさがわかるのですがー 子どもは、親を選んで生まれてくるといいますね。 正観さんも本の中で、「子どもは母親の話相手として生まれてきた」と言っています。 何人かの生まれたときの記憶のある子どもたちに聞いたのだそうです。 辛い思いをしているお母さん。楽しそうにしているお母さん。 どんなお母さんでも、「お母さんの話し相手をしてあげたい、味方をしてあげたい。お母さんを励ましてあげたい」という思いで生まれてきたんですね。

子どもは親のそばにいなくては生きていけないこともありますが、 子どもたちの方が、そんなお母さんをまるごと受けとめて、自分が病気になりながらも、そばに居続けてくれたのだと思うと、 申し訳なく、「ごめんね」という気持ちと 「私を選んで生まれてきてくれてありがとう」の思いでいっぱいです。 そんな子どもに対して、怒る、怒鳴る、まくしたてることなんてできないですね。 そして、あなたのこと大好きで大切だよと伝えたい。 そう心から素直に言えるためにも、自分自身のことも大切にしたいなと、あらためて思うのでした。
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(出典:井藤美恵子のモティベーションブログ

「男の子」と「女の子」(P.129~150)

2009年1月に3回シリーズで放映されたNHKスペシャル『女と男 最新科学が読み解く性』を思い出した。とても興味深い内容であったので、このページに残す。

以下、番組内容をNHKサイトから転記する。

第1回「惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人」
男女の付き合いがテーマ。恋する脳とは何か、すれ違いのメカニズムは何かを探り、男女関係への知恵を紹介していく。
男女はなぜひかれあうのか? 脳科学は恋のメカニズムを解明しつつある。その中心は快楽をつかさどるドーパミンの大量分泌だ。しかし、この大量分泌は体への負担が大きく、長く続かない。そのため、“恋愛の賞味期間”は3年ほどだという。そこで、どうすれば男女関係が長続きするかという科学的探求が進められている。「子育て協力者」から「人生のパートナー」へと変わる男女関係の“いま”を描く。


第2回「何が違う?なぜ違う?」

最新研究で明らかになってきた女と男の身体や脳の違いを紹介し、教育や医療等ではじまっている性差に注目する新たな社会の動きを追う。
いま、「男女差」が次々と見つかっている。特に、脳は性ホルモンなどの影響で男女差が生まれていることがはっきりしてきた。なぜ脳が男女で違うのか? それは「ともに生き延びる」ためだという。長い狩猟採集時代、祖先は役割分担をして、多様な食糧を確保する生存戦略をとった。それが男女の脳の差を生んだと考えられている。医学や教育などではじまっている、性差に注目する新たな潮流を描く。

第3回「男が消える?人類も消える?」
Y染色体や精子は退化する一方で、男がいなくなるという事態さえ予測されている。生殖医療の最新報告も含め、性の未来を考える。
性染色体がXXなら女、XYなら男。この基本そのものが大きく揺らいでいる。じつは、男をつくるY染色体は滅びつつあるのだ。さらに、Y染色体を運ぶ精子の劣化も著しい。こうした性システムの危機に、私たちはどう対応すべきか? 最終回では、いわゆる試験管ベビーが生まれて30年、生殖技術をめぐる最前線をたどりながら、性の揺らぎが引き起こしているさまざまな影響を追う。

自分もたいしたものじゃない(P.126)

人前で話すのが苦手な人は、自分のことを、
「かっこよく見せたい」
「すごい人に見せたい」
という欲があるのです。(P.128 L.2~5)

人間そもそもが、たいしたものではないし、ろくなものではありません。できるかぎり、「適当(=丁度いい)」「いいかげん(=良い加減)」でやっていけば良いのです。(P.128 L.6~8)

学校で評価されない「エネルギー」(P.124)

「あたたかさ」「思いやり」「笑顔」「優しさ」といったものを、十個ぐらい親として書き出してみて、わが子が、そういういうエルギーに満ちていたならば、それをほめ続けてはいかがでしょうか。(P.125 L.9~11)

 

そうしたら、その子は、あたたかさに満ちた子になり、思いやりのある子になり、笑顔のあふれる子になり、人の対する優しさを持つ子に育つでしょう。(P.125 L.12~13)

人間関係を作る(P.155)

親だから偉い、と思うのではなくて、相手から信頼されて、慕われるという関係になった方が良い(P.119 L.1)

「やわらかな、温かい人間関係を作ること」(P.117 L.12)

「有難う」というのは、その人の「あるがまま」を全部認めてあげるということ(P.118 L5)

正しいものが勝つのではなく、
「あたたかいものが勝つ」(P.119 L10~11)

猛暑

先週より、日本列島の広範囲が夏の高気圧に覆われ、全国的に猛烈な暑さが続いているなか、カフェアートの講習会に参加するために久々に大阪に出た。

クーラーの効いた電車に乗り、クーラーの効いた中での行動であるのでなんとか動けた。

ふと一瞬思った、『相当電気を使っているだろう。停電したらどうなるのだろう』。思っただけで参ってしまう。

これからが暑さの本番である。今年の暑さは異常である。

『暑い!暑い!』と愚痴ってるものがいる。確かに暑い!でも『夏が寒かったら化け物だ』と言ってこれからの暑さに負けないようにしよう。