「いいか、悪いか」で判断しない(P.44)

13713187私の長男が小学生低学年の時だった。長男は自分の自転車に乗り、親は歩きながら次男を連れて、須磨海岸まで散歩に出かけた。国道2号線を渡り国民宿舎(シーパルス須磨)のところで、駐車していた単車の方向指示器に、長男が乗ってる自転車のハンドルが当たった。方向指示器は見事に割れて外れ落ちた。

近くにレストラン、喫茶店があったので、お店に入り単車の持ち主を探した。残念ながらいなかった。単車の座席シートにお詫びの言葉とこちらの連絡先を書き残した。直ぐに連絡があった。後日、方向指示器が直ってから、阪急芦屋川駅で待ち合わせ修理費を手渡した。その人曰く『そのまま立ち去ったら、全く分からなかったのに。奇特なかたですね』と言われた。

帰宅後、修理費を長男と私とで折半した。長男は一月分の小遣いが無くなったので、大泣きした。

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