昨年春に出された『緊急事態宣言』が、今年1月14日に再度発令された。それによって行動が狭まり、ちょっと落ち込んでいた。テレビで映画を見ていて、ハッピーエンドと思いラストシーンを観ていたら、そうでは無かった。愛する人との辛い別れに涙が出た。辛い最後だが、その主人公は生きる力をもらった様だ。思わぬラストシーンで涙した。その後にスッキリした気持ちになった。
『泣く事で心が元気に』Webで探ってみた。備忘録として残しておきたいので、一部を転記します。
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効果1|負の感情を緩和させる
涙にはエンドルフィンに似た効果のある物質が含まれています。エンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれ、分泌されると多幸感をもたらしてくれます。マラソン中に初期の苦しい時間帯を乗り切ると呼吸も楽になり高揚してくる「ランナーズハイ」などもこのエンドルフィンによる効果です。
悲しい時や、苦しい時も泣くことによって「幸せ」を感じさせてくれる物質が排出され、負の感情を緩和してくれるのです。
効果2|副交感神経を活性化させる
人の自律神経には交感神経と副交感神経があり、人が何らかのストレスを感じると、交換神経が反応します。反対に副交感神経を刺激させることで、ストレスを緩和しリラックスすることが出来きます。
睡眠や休憩も効果的ではありますが、泣くことにより副交感神経をより積極的に刺激することが可能です。感情が抑えきれずに大泣きした後など、すっきりした経験はありませんか。この時泣くことによって、交感神経と副交感神経の働きが逆転しているのです。
効果3|仕事や生活の質を上げる
仕事や生活の上で、人は悲しみや苦しみ、または断続的なストレスに見舞われて生きていいます。
悲しみやストレスを抱えてしまうと人は、その事に頭を悩ませ、なかなか前に進むことが出来ません。泣くことによる効果(多幸感やリラックス効果)によって、全てではありませんが、気持ちを切り替えていくことが出来るでしょう。悩み続けるよりも、時には思いっきり泣いてしまった方が、気持ちを新たに仕事や生活に臨んでいけるのです。
効果4|体を健康的に保つ
泣くことは目の乾燥を防いだり、目に入ったゴミを洗い流したりと、直接的にも大きな役割を担っていますが、泣くことの体への影響はそれだけではありません。
高血圧や心臓病、胃痛、下痢、便秘など、これらは全てストレスが大きな要因となりえます。つまり、泣くことでストレスを緩和するということは、身体的な健康にも大きな効果をもたらしています。
効果5|うつ病を未然に防ぐ
マンガンという物質を聞いたことがありますか。マンガンは骨の形成や代謝に関係しており、人体にとっては必須元素であるのですが、血中マンガンの濃度が過剰になると、無関心や抑うつなどの精神症状を引き起こしてしまいます。
涙にはマンガンが含まれており、泣くことによって血中マンガンの濃度を抑えることが出来ます。特に感動した時の涙にはより多くのマンガンが含まれており、抗うつの効果が期待できると言えるのです。